慢性腎不全という病気は糖尿病の増加に伴い年々増加しております。
葵クリニック西岡崎では、腎不全医療に貢献すべく日夜努力いたしております。やむなく、透析治療を受けなければならなくなってしまった患者様には、せめて合併症の発生を抑制できればと願っております。
患者様の生活がより良く送れるよう、透析治療に対する不安や、生活面の心配事など、どんなことでもご相談ください。また、見学をご希望の方はお気軽にご連絡ください。
当院は第1透析室30床、第2透析室26床の合計56床です。
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当院はアメリカン・スタイルの新コンセプトのもと、普段着のままの透析治療を行っています。
これは玄関で靴を履き替えずそのまま入室し、チェアー・ベッドに座って片袖をめくり穿刺・透析開始といったものです。チェアーは3モーターの全自動で座位・仰向け、思うままのポジションが取れます。
購入時、実際にスタッフが長時間すわり、一番掛け心地の良いものを選びました。もちろん、希望の方には通常の平ベッドも選択できます。
何故、透析治療にはきれいな透析液が必要か、ご存じですか?
透析液をきれいにすることによって、主に次のようなメリットがあります。
臨床工学技士により各種透析機器の消毒、エンドトキシン・細菌検査を行い透析液の清浄化を実現しています。
当院では患者様の多様なニーズに対応し、より質の高い治療を提供できるようオンラインHDFも行える透析装置を導入しています。
台数を増やし通常の透析では除去しきれないβ2ミクログロブリンなどを積極的に除去することにより、下肢のイライラ感や血圧低下などの症状の軽減・緩和が期待できます。
当院のスタッフは、患者様とのコミュニケーションを何よりも大切にし、家族のようなお付き合いを心掛けています。
また、患者様が最期を迎える時まで自分らしく生活できるようお手伝いします。
当院では、院内のバリアフリー化だけでなく、玄関のスロープや、送迎サービスも車イス対応送迎車を導入しており、ご自宅を出発し、当院での透析が終わり、ご自宅に帰るまで全てにおいてバリアフリー化を実現しています。
当院のベッドは、隣との間隔が広くとってあり、ゆったりとした環境で透析を受けることができます。
また透析中、テレビも無料でご視聴いただけます。
各ベッド備え付けのテレビを利用し患者様への定期的なビデオ学習を行っております。
当院では血流測定だけでなく日常的に足を観察し、嵌入爪(巻き爪)、胼胝(たこ)や白癬 (水むし)などの治療をおこないます。
また、4名のスタッフがフットケア指導士の資格を取得しスタッフ全体がスキルアップすることで、"患者様がいつまでも自分の足で歩く"を目標に掲げ、早期発見、早期治療なフットケアに取り組んでいます。
治療をお受けいただいております患者様またはそのご家族様の通院へのご負担を少しでもお手伝いするために、ご希望頂いた患者様に 無料の送迎サービスをおこなっております。ドア・ツー・ドアでご自宅の玄関までの送迎が可能です。
当院では旅行や出張、帰省などで岡崎に来られた方の臨時透析を受け入れております。受け入れには、現在行っている透析の情報(透析条件、感染症、既往症、内服薬の内容等)を事前に連絡していただく必要があります。
また当日は各種保険証や各種手帳の提示が必要です。詳細はお電話にてお問い合わせください。
当院では、穿刺が終了し透析治療を開始すると、目に優しい間接照明に切り換え、BGMが流れる中でゆったりと透析を受けて頂きます。
ボタンホール穿刺法とは、皮膚と血管壁との間にピアスの穴のような固定穿刺ルートを作成し、先端が鈍いダルニードルを使用して固定穿刺ルートを通して穿刺する方法です。
当院でのボタンホール穿刺では、まずボタンホールを作成する部位を選択し、通常針にて穿刺を行い、1~3回ほど同一の穴に穿刺した後に、前述したダルニードルにてボタンホール穿刺を行います。
ボタンホール穿刺で時間がかかってしまう場合や、血管へ入るまでに痛みが強い場合は、速やかに通常穿刺へ切替えて、後日再度同一の穴へボタンホール穿刺を行います。
穿刺困難な状態が続くようなら、異なる部位へ再度ボタンホールの作成を検討、または通常穿刺への切替を患者様と相談します。
当院では、治療をお受けいただいております透析患者様またはそのご家族様の通院へのご負担を少しでもお手伝いするために、ご希望頂いた患者様に 無料の送迎サービスをおこなっております。ドア・ツー・ドアでご自宅の玄関までの送迎が可能です。
また、車イスの患者様は座ったまま送迎車に乗車できますので、ご自宅から当院まで車イスの乗り降りをする必要がありません。
※患者様の状態によっては介護タクシーを利用していただく場合がございます
臨床工学技士という職種をご存じですか?
透析クリニックでは医師を初め 看護師、臨床工学技士、臨床検査技師、放射線技師という様々な資格を持ったスタッフが働いています。
私たち臨床工学技士は臨床業務はもちろん医療機器の保守・管理も行い、安全で安心できる治療を提供できるよう日々頑張っています。
各種治療機器につきましても、ご質問等ありましたらお気軽にお問い合わせ下さい。
この機械が各患者様のベッドサイドに設置してあります。これにダイアライザー(人工腎臓)をセットして血液をきれいにし、体内に貯まった余分な水分を除去します。
機器名: DCS-27(日機装社製)
基本的には上記と同じですが、この機械は数種類の透析液を個別に選択する事により各患者様に合わせた透析治療ができます。(処方透析)
ex) 酢酸不耐症、透析低血圧症など…
機器名: DBB-27(日機装社製)
通常の透析に加えオンラインHDFなど、様々な治療モードに対応しています。高いレベルに清浄化された透析液を使用していますので安心して治療を受けて頂けます。
ex) 透析困難症(血圧低下など)、β2ミクログロブリン高値、レストレスレッグス症候群…
機器名: DCG-03(日機装社製)
水道水に含まれる不純物を逆浸透法により除去し、純度の高いクリーンな水を精製します。透析液を作る為の希釈水として利用します。
機器名: NRX(ダイセンメンブレン社製)
透析液を作製し各患者様のベッドサイドまで供給する装置です。
大きな地震に備え転倒防止の為に天井裏の鉄骨に固定しています。
機器名: DAB-30E(日機装社製)
この2つの機械でぞれぞれA剤・B剤の粉末を溶解します。
透析液=A液+B液+希釈水から作られています
機器名: 【左】DRY-11A [A剤](日機装社製)
【右】DRY-01 [B剤](日機装社製)
当院ではよりクリーンな透析液を作るため、清浄化にも力を入れています。このフィルターで微粒子を除去します。ベッドサイドの各機械にもフィルターが付いていますが、二重の安全、安心をということで取り付けています。
機器名: 微ET(旭化成クラレメディカル社製)
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